アダムスミスの幸福

 

 幸福について説いた人物はなくたくさんいます。

 

幸福論で有名どころは、アランやラッセル、ここ最近ブームの嫌われる勇気のアドラーなんかもそれの一つだと思います。全てとても良い内容でした。

 

実は、神の見えざる手でお馴染みのアダムスミスも

ポロっと幸せについて話しているんです。

彼は、

 

負債がなく

健康で

心にやましいところがない

 

ことが幸福だと、道徳情操論で語っています。

 

納得です。

 

借金や多額のカードの支払いががあれば月末に心穏やかにはいられませんし

不健康であればセロトニンドーパミンもスムーズに分泌されないでしょうし

他人を陥れようとか恨みや怒りがあれば平穏ではありませんし、このような状態で幸せを感じるのって難しいですよね。

 

私はそれら全てに経験があります。。。

カードの支払いやリボ払い、不摂生、他人を陥れようと思ったことはなくても強い恨みや怒りを自分にも他人にも感じたり。

 

私は、このアダムスミスの言う幸福に倣って気を付けながら生活してきました。

クレジットカードは一切使わずデビットカードに切り替え今あるお金だけで生活したり

深酒せず、バランスを考えた食事や運動することを意識したり

無意味な感情をさらっと受け流したり です。

 

これらの効果は間違いなくありました。以前は理由もなく不幸せでしたから。

今では幸福に向かって歩き始めている感覚です。

前に進んでいる感覚っていいですね。

 

 

これって凄く基本的な部分で幸福を目指していますよね。

言ってしまえば、当たり前のことです。誰もが想像できるレベルの話です。

しかし、この当たり前が意外と私は出来ていなかったのです。

 

幸せへのアプローチは様々ですが、この土台を作ることがまず重要なんですね。

 

 

 

読んでいただきありがとうございました。

 

 

終わり